公開: 2026年9月1日 at 10時23分 — 更新: 2026年9月4日 at 13時47分

【速報】山口尚秀、男子100m平泳ぎ(SB14)で1分02秒38 自身の世界記録を0秒15更新

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山口尚秀選手(四国ガス)がパラパンパシフィック水泳選手権(米国)の男子100m平泳ぎSB14決勝で1分02秒38をマークし、自身の世界記録を0秒15更新した。日本代表は9月19日からのジャパンパラ水泳競技大会(横浜国際プール)に出場する。

2026年8月28日から30日まで米国・カリフォルニア州のMt. San Antonio Collegeで開催された「2026 Para Pan Pacific Swimming Championships(パラパンパシフィック水泳選手権2026)」で、日本代表の山口尚秀(四国ガス、SB14クラス)が男子100m平泳ぎ決勝を1分02秒38で制し、自身が持つ従来の世界記録(1分02秒53)を0秒15更新した。

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予選・決勝(8月29日)

山口は大会2日目午前の男子100m平泳ぎ予選を1分04秒27で泳ぎ、A決勝に進んだ。この種目はSB4〜SB14の複数クラス合同で行われ、山口の予選タイムはA決勝進出8名の中で最速だった。

2026年8月29日、ロサンゼルス、Mt. San Antonio Colledgeでの山口尚秀(四国ガス)の泳ぎ。写真提供:一般社団法人日本知的障害者水泳連盟

午後の決勝で山口は、リアクションタイム0秒65でスタートし、50mを29秒38で通過。1分02秒38でフィニッシュした。SB14クラスの2位はJake Michel(オーストラリア)で1分03秒64、3位はNick Bennett(カナダ)で1分05秒87。山口はクラス合同の全体順位でも1位で、WPSポイントは種目最高の1055点だった。

同じA決勝には佐藤悠人(1分09秒70・SB14)、木村敬一(SB11・1分12秒31)も進出。日本勢はほかに直井駿弥(1分10秒18)、坪井夢輝(1分10秒30)、松下遼飛(1分11秒60)、齋藤正樹(1分14秒48)がSB14で泳いだ。

記録更新の経緯

山口はこの1年余り、長水路の世界記録を段階的に更新してきた。2025年4月、日本初開催となったパラ水泳ワールドシリーズ富士・静岡2025(WPS公認)で1分02秒64の世界新。同年8月のVirtus水泳世界選手権(バンコク)で1分02秒53とさらに更新し、9月の世界選手権(シンガポール)では金メダルを獲得した。

公認記録の合間には、公認対象外の大会でも記録を上回るタイムがあった。2025年12月の鈴木孝幸杯(東京アクアティクスセンター・短水路)では、自身の短水路世界記録(1分01秒27)を上回る59秒97をマーク、2026年7月の第5回横浜国際プールインクルーシブ水泳競技大会(長水路)では1分02秒13(予選1分02秒93)をマークした。いずれもWPS公認大会ではないため、世界記録の公認対象とはならなかった。

大会環境と今後の予定

今大会の会場となったMt. SAC Aquatics Centerは屋外プールで、2028年ロサンゼルスパラリンピックと同じ屋外環境でのレースとなった。日差しや風、水温の変動がある条件下での記録更新である。

山口をはじめとする日本代表選手団は帰国後、9月19日(土)から21日(月・祝)まで横浜国際プールで開催される「World Para Swimming公認 2026ジャパンパラ水泳競技大会」に出場を予定している。

※おわび;松下遼飛、齋藤正樹のお名前が間違えており申し訳ございません。訂正いたしました。(2026/9/4)

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