愛知・名古屋2026アジアパラ競技大会は10月20日、パラアーチェリーのリカーブ男子個人が行われ、上山友裕(三菱電機)は準々決勝でZHAO Lixue(中国)に4―6で敗れた。

「もう一言で悔しいですね」。試合後、上山は率直な思いを口にした。「せっかく国内でやってるのに、自分がメダルマッチに進めない」。
日本の観客に競技を見てもらえる機会だからこそ、メダルを争う舞台に立てないことを悔やみ、応援に訪れる人たちの気持ちにも思いを寄せた。

試合については、序盤のつまずきを挙げ、「あのつまずきさえなければ」という思いが残った。一方、終盤には高得点を重ね、自身の射への手応えも感じていた。最終セットは上山が29点を記録したが、相手も29点。追い上げは届かなかった。

対戦相手とは十数年にわたって競技を続けてきた2人だが、直接対戦するのは初めてだった。
「実際にその対決が実現できて、良かったっていう思いがあります」
互いの実力を認め合う相手との勝負。上山は悔しさをにじませながらも、「僕に勝った彼が優勝してくれることを願って」と、対戦相手に思いを託した。
(校正・久下真以子)
公式リザルト
https://results.apg2026.org/#/discipline/ARC/results/M.INDIVIDR99030—–.QFNL.000300–






