ドバイ2017アジアユースパラ競技大会最終日。大会公式ページによると、日本は金メダルランキング1位となっている。
陸上・ゴールボール・卓球・パワーリフティングの会場となった、ドバイのパラスポーツ専用スタジアム「ドバイクラブ」の中庭では何度も日の丸が掲げられた。
20時半を過ぎ、開会式と同じく陸上競技場で閉会式が行われた。
アスリートにならなければ!
閉会式の開始を待ちながら、花岡伸和団長は大会の感想を話してくれた。
「アスリートにならなければ、ということを感じてくれたら・・。悔しい、とか、ライバルとの差が、プロ野球選手と少年野球選手ほどあることなどについて考えて欲しい。自己ベストなどは通用しないところで、自分はアジアの、世界のなかでどのくらいの位置にいるのか?探ろうとして欲しい。
外国の選手は、のびのびしていましたね。日本人はきっちり、真面目だから、いい意味で、いいかげん、が必要」
花岡団長はまた、アスリート出身の指導者が増えることの重要性を話していた。健常者が障害者を指導するのではなく、パラリンピックの現場を経験した障害のあるアスリートを入れていくことで、同じスケールでの世界観を持ってともに取り組めるだろうと感じた。
さくらが大ビンゴー!
閉会宣言のあとは、大ビンゴ大会が行われ、選手たちは競技の疲れも忘れて一喜一憂した。商品の多くが日本製のものを含む最新デジタル家電製品で、最後に目玉商品として最近発売となったアップル社の「iPhone X」を水泳チームの小池さくらが引き当て、今大会の旗手、ヒロインのラッキーに居あわせた日本選手団全員が拍手で喜んだ(メダル獲得以上の盛り上がりだったかもしれない!)。