関連カテゴリ: マラソン, 取材者の視点, 観戦レポート, 車いすマラソン, 陸上 — 公開: 2018年11月5日 at 11:33 AM — 更新: 2018年11月10日 at 10:51 PM

ニューヨークマラソン、20歳の米選手が史上最年少で初優勝

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11月4日、米ニューヨーク市内で第48回ニューヨークシティマラソンが開催され、車いすの部でアメリカ・20歳のダニエル・ロマンチュークが史上最年少での優勝を飾った。

男子車いすでアメリカ人初の優勝を飾ったダニエル・ロマンチューク (写真:The TCS New York City Marathon official website “Media Center Photo Library)
男子車いすでアメリカ人初の優勝を飾ったダニエル・ロマンチューク (写真:The TCS New York City Marathon official website “Media Center Photo Library)

世界規模の大会、ワールド・マラソン・メジャーズのひとつであるニューヨークシティマラソン。今年は約200万人が沿道に駆けつけ、アスリート、市民ランナーら5万人が、快晴のニューヨーク市内を駆け抜けた。男子車いすの部では、アメリカのダニエル・ロマンチュークが、アメリカ人初・最年少の20歳で優勝。1時間36分21秒でテープを切り、早朝から集まった観客を湧かせた。ダニエルは、先月のシカゴ・マラソンでも優勝し、連続でメジャー大会の勝利をマーク。「2つの主要なマラソンを連続して優勝できたのは、素晴らしい経験。自分でも信じられない」と喜びを口にした。

ニューヨークで3度優勝経験のあるスイスのマルセル・フグは、1時間36分22秒で2位、2010年の優勝以来のレースとなったイギリスのデビッド・ウィアーは、1時36分23秒で3位だった。
日本からは鈴木朋樹(トヨタ自動車)、山本浩之(Team Heart Space)ら4名が出場。鈴木は1時間40分28秒で6位、山本は1時間45分15秒の9位でレースを終えた。

左から2位のマルセル・フグ(スイス)、優勝のダニエル・ロマンチューク(アメリカ)、3位のデビッド・ウィアー(イギリス) (写真:The TCS New York City Marathon official website “Media Center Photo Library)
左から2位のマルセル・フグ(スイス)、優勝のダニエル・ロマンチューク(アメリカ)、3位のデビッド・ウィアー(イギリス) (写真:The TCS New York City Marathon official website “Media Center Photo Library)

オフィシャル・リザルト
https://www.tcsnycmarathon.org/about-the-race/results/wheelchair-division

(校正・佐々木延江)

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