マラソン道下、悲願の金メダル獲得!「最高の伴走者と仲間」

 東京パラリンピックの陸上競技、女子マラソン(視覚障害T11、12)が5日、オリンピックスタジアムで行われ、道下美里(T12/三井住友海上)が3時間00秒50で優勝。悲願の金メダルを獲得した。

女子マラソン(視覚障害T11、12)で金メダルを獲得した道下美里(T12/三井住友海上) 写真・中村 Manto 真人

 2016年リオ大会では銀メダルに終わった道下。5年間、金メダルだけを目標に掲げ、2017年には世界新記録を樹立。昨年は2度も自らの世界記録を更新した。この日は、25km過ぎに先頭に立つと、30kmからは独走。2時間54秒13の自己ベストを切ることはなかったものの、パラリンピックレコードを樹立する好記録。トレードマークの「道下スマイル」でフィニッシュした後、瞳から涙が溢れた。

写真・中村 Manto 真人

 レース後、「5年前の忘れ物を絶対に取りにいくぞって強い気持ちで、みんなで準備してやってきましたので、すごく嬉しいです」と道下。「後半が勝負だと思っていました。坂の前から仕掛けるというのも予想していたので、しっかりガイドの志田さんが後ろの状況を見てくれて上手いリードをしてくれました」と、レースを振り返った。「最高の伴走者と最強の仲間がいたので、ここにたどり着いた」と道下。ガイドの志田淳さんは「本当に練習の力を100%出し切った結果かなと思っています」と話し、これまでの努力を労った。

(取材協力 そうとめよしえ)

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