東京デフリンピックの水泳競技は4日目を迎えた。男子400m個人メドレーではエースの茨隆太郎(SMBC日興證券)が予選に登場し、4:45.32で余裕の1位通過(エントリータイムは4:27.16)。今大会3個目・自身23個目のメダルへ視界良好だ。

予選終了後、茨は「前の日までの疲れが残っているので、今日は決勝に向けて体が作れるように、いいイメージができるように丁寧にテンポ良く泳げた。おととい、きのうと2日間連続でドーピング検査があったので睡眠時間が短くなってしまったが、自信を持って決勝に臨める」と手応えを口にした。
3連休の中日ということもあり、今日も多くの観客が予想される。茨は「8種目エントリーしているが、一番のメインは今日。応援に来る友達にも“23個目の金メダルを期待していて”と話している。応援を力に変えて泳ぎたい」と意気込みを話した。

男子400m個人メドレーの決勝は、きょう17時50分頃の予定だ。
(取材協力・校正 佐々木延江)






