公開: 2026年10月19日 at 19時18分 — 更新: 2026年10月19日 at 19時22分

【柔道】半谷静香が日本選手団金メダル1号!「両親に親孝行ができた」

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柔道で日本選手団金メダル1号!38歳ベテラン・半谷静香の喜びの声を速報でお届け。

愛知・名古屋2026アジアパラ競技大会は10月19日、柔道の初日を迎えた。

女子52kg級・J1(全盲クラス)にはパリパラリンピック銀メダリストの半谷静香(トヨタループス)が登場し、決勝でTOGTOKHBAYAR Suvd-erdene(モンゴル)を破り、悲願の金メダルを獲得した。
今大会、日本選手団を通しての金メダル1号となった。

見事な逆転で悲願の金メダルを獲得した半谷(右)提供・AINAGOC

パラ柔道は、視覚障がいの選手によって行われており、視覚障害の程度によるクラスと体重による階級にそれぞれ分かれる。
クラスはJ1(全盲)とJ2(弱視)の2つ、体重による階級は男女それぞれ4階級ずつとなっている。

4分間の試合時間や道着など健常の柔道とルールはほぼ同じだが、最大の違いは「最初から組み合った状態で行われること」。
ゆえに、豪快な投げ技が繰り広げやすいのが魅力でもある。

今日の決勝で、半谷は相手選手に前半に有効を奪われ、指導を取られるなどピンチがあったが、後半に半谷が投げ技を仕掛け、技ありで逆転。
そのまま4分間を粘りきった。

38歳の半谷は網膜色素変性症による視覚障害で、光を感じる程度の見え方で普段は白状を使用している。
中学1年から兄の影響で柔道を始め、ロンドンから4大会連続でパラリンピックに出場。
パリパラリンピックでは銀メダルを獲得するなど、パラ柔道のベテランとして長く活躍しているが、
パラリンピックやアジアパラ競技大会、世界選手権などの大きな国際大会での金メダルは自身初めてとなる。

試合後の取材では、念願の金メダルについて「すごく嬉しい」と喜びを爆発させ、
自国開催での金メダルについては「25年柔道をやってきて、今回は両親が見に来ているので、恩返しというか、親孝行ができたと思う」と語った。

取り組んできたトレーニングについて聞かれると、「ウエイトだけじゃなくて、新体操のようなしなりやしなやかさを出すためのトレーニングを追加したり、力づくではないスキルを身につけるための時間を取っている」。

また、今後については「柔道を完成させたい。よりかっこよく美しくやりたいので、体が持つ限り現役を続けたい」と意気込みを話した。

ロスパラリンピックに選ばれれば40歳。円熟味を増した半谷の柔道からますます目が離せない。

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