関連カテゴリ: PYEONGCHANG 2018, パラアイスホッケー, 冬季競技 — 公開: 2017年10月4日 at 2:16 PM — 更新: 2018年3月2日 at 12:44 AM

パラアイスホッケー日本代表が平昌最終予選へ出発。須藤、絶対決める。

知り・知らせるポイントを100文字で

投稿はこちら(メールソフトが開きます)

清々しい笑顔のDF須藤悟キャプテン
清々しい笑顔のDF須藤悟キャプテン

来年の平昌パラリンピック出場をかけた最終予選を前に、パラアイスホッケー日本代表は、4日午前11時10分、エステルスンド(スウェーデン)に向け成田空港から出発した。

今大会は、日本(世界ランク7位)、スウェーデン(同9位)、ドイツ(同10位)、チェコ(同6位)、スロバキア(同8位)の5ヶ国が総当たり戦で残り3枠の出場権を懸けて争う。パラリンピック出場枠は8で、すでに出場が決まっているカナダ、アメリカ、韓国、ノルウェー、イタリアの5ヶ国に加え、この最終予選ですべての出場チームが決定する。
日本はバンクーバー大会以降2大会ぶり5回目の出場を目指す。

チェックインを待つ3選手は、頑張ります、と意気込む(左からFW南雲啓佑、DF三澤英司、FW堀江航)
チェックインを待つ3選手は、頑張ります、と意気込む(左からFW南雲啓佑、DF三澤英司、FW堀江航)

出発を前に中北浩仁監督は「清々しい朝を迎えた。あとは結果を出すのみ」と、思いを語った。
日本は9日に行われるドイツ戦が初戦となる。ドイツは世界ランク10位であり、7位の日本より格下であるものの、昨季はAプール(1部に相当)でプレーを行なっている。今回は、その初戦に向け、直前の調整合宿にノルウェーから選手5人を招き、試合形式での練習を取り入れて臨む。

記者の挨拶に応える中北浩仁監督
記者の挨拶に応える中北浩仁監督

「通常あまりないこと。選手たちには現地で緊張した状態の中、海外選手とどう戦うかというゲーム感覚を養ってほしい。ドイツ戦までの貴重な機会を大切にしたい」と語った。

須藤悟チームキャプテンは「ここまで来たら、結果が全て。実は、他の冬季競技の選手からも一緒に平昌に行こう、とエールをもらっている。みんなの応援を力にして絶対決めたい」と意気込んだ。

大会は10月9日〜14日まで行われ、日本は9日にドイツ、10日にスウェーデン、13日にスロバキア、最終日14日にはチェコと戦う。

平昌への思いを胸に、日本代表は最終予選の地へ飛び立った。

この記事にコメントする

記事の訂正はこちら(メールソフトが開きます)