10月19日、仁川アジアパラ・水泳競技は初日を迎え、アジアではパラ水泳強豪国として中国につぐ金メダル6個を含む12個のメダル獲得でスタートした。
午前中に、日本のエース・木村敬一(24歳・東京ガス/日本大学)が男子50M自由形S11で優勝。
午後は、200M個人メドレーSM9でベテラン山田拓朗(23歳・NTTドコモ)が、メドレー最後の自由形で猛スピードで追い上げる泳ぎで中国の選手を征して予選、決勝とも1位で優勝、男子50M自由形S9でも優勝し2つの金を獲得した。
中村智太郎(30歳・パルポート彩の台)も男子100M平泳ぎSB7で優勝した。
男子100M平泳ぎSB6で、木村潤平(29歳・NTT東日本)がタイム1:35.91で泳ぎ優勝した。日本代表として活動を始め12年、初めての金メダルとなった。「欲しかった、嬉しい」と木村。木村は、昨年からトライアスロンにも挑戦し、ハンドサイクル、車いすレーサーを乗りこなしている。今年の世界トライアスロンシリーズ横浜大会で世界3位となっている。
一方女子は、アジアパラ初出場の池愛里(16歳・東京都)が女子50M自由形S10で優勝。レース後「すごく緊張していた。木村選手が初金メダルということに励まされた」と語った。
本日のメダル数は、金メダル6個、銀メダル3個、銅メダル4個、合計13個だった。
<金メダル6個>
木村敬一(24歳・東京ガス)
・男子50M自由形S11(DF)
山田拓朗(23歳・NTTドコモ)
・200個人メドレーSM9
・50M自由形S9
中村智太郎(30歳・パルポート彩の台)
・男子100M平泳ぎSB7
木村潤平(29歳・NTT東日本)
・男子100M平泳ぎ(DF)SB6
池愛里
・女子50M自由形S10(DF)
<銀メダル3個>
一ノ瀬メイ(17歳・京都市)
・女子200M個人メドレーSM9
・女子50M自由形S9
梶原紀子
・女子100平泳ぎSB4
生長奈緒美
・女子50M自由形S11
<銅メダル3個>
北村友里
・女子100M自由形(DF)
森下友紀
・女子200M個人メドレーSM9
一ノ瀬メイ
・女子50M自由形S9